火焚の炎 高々と 鹿島神社で節分祭

火に神木を投げ入れる厄よけ祈願者や山伏ら(和歌山県みなべ町埴田で)
和歌山県みなべ町埴田の鹿島神社(亀井隆行宮司)で3日、節分祭が営まれた。人々の願いが込められた神木をたき上げる「火焚大祈祷(ひたきだいきとう)」では、炎が勢いよく上がり、火の粉が舞った。
毎年節分の日に営んでおり、事前に地域の人が願い事を書き入れた神木を本殿前でたき上げて祈念する。今年も約3千本の神木が集まった。
祈祷を執り行ったのは田辺市の修験道「江川龍王講」(合雅也講元)の6人。同神社によると、平安末期の壇ノ浦の戦いで熊野水軍が出陣する際、源氏と平氏のどちらに付くかの神意をうかがう紅白の鶏合わせの行司を務めたのが、江川龍王講だっと伝えられるという。
日没後に総代、各区の区長、江川龍王講と薬師寺埴田念仏講の関係者の他、厄よけ祈願者らが参列して拝殿で節分祭の神事を営み、その後、本殿前に組んだ護摩壇に葛城知則総代長が忌火を付けた。
江川龍王講の山伏がほら貝を鳴らし、般若心経を唱える中、総代が神木に書かれた願い事を一枚ずつ読み上げ、厄よけ祈願者らが燃えさかる炎に向かって投げ入れた。神木には「家内安全」「家族や友達と仲良く、平和になりますように」「商売繁盛」「全国大会で優勝できますように」などと書かれていた。
神木をくべるうちに、炎は高さ約6メートルまで真っすぐと立ち上がり、参拝者らは囲むように見守った。祈祷が終わると、「熱気を持って帰るように」と総代を先頭に参拝者も燃え尽きた護摩壇を中心に3周した。
コロナ禍で2年連続して配布に代えていた福豆まきを復活させ、同時に福餅もまき、参拝者らは喜んで拾っていた。
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