公園蛇口 復旧 もう盗まないで 帯広管工事業組合 無償で

盗難被害のあった水飲み場に蛇口を設置する組合員
帯広市内の公園で相次いだ蛇口窃盗事件を受け、帯広管工事業協同組合(山田幸恵理事長、15社)が10日、被害のあった公園で無償の復旧工事を行った。
和光児童公園では10日午前10時ごろ、組合加盟の浅岡工業の社員が水飲み場を訪れ、一定量の水が出ると自動で止まる自閉式の蛇口を取り付けた。
工事は8日から3日間行い、被害のあった17公園36カ所のうち、すでに復旧工事を終えた公園を除く15公園31カ所で蛇口を設置した。
同組合によると、窃盗被害のあった7月中旬ごろから、組合員から「夏場の公園で蛇口がないのは子どもや高齢者など公園利用者にとって不便だ」などの声が上がり、地域貢献の一環として復旧工事を行うことにした。工事費は全体で約80万円に上るという。
組合の浅井一彦副理事長は「気温が高い日が連日続く中、公園利用者が水場が使えない状況が続くのは心が痛んだ。窃盗犯がいち早く捕まり、反省することを願っている」と話していた。
17公園で被害 西15、16条多く
帯広署によると、9日までに水飲み場の蛇口などが盗まれる被害が確認されたのは市内17公園36カ所に上る。同署では手口や犯行時間などから、同一犯による窃盗容疑事件として、捜査を続けている。
被害に遭った公園は、帯広駅の半径約3キロ以内、西側に集中。特に西15、16条所在の公園が多い。蛇口の他、トイレのレバーや止水プラグが盗まれた公園もある。
被害はおおむね午前5時~同8時の間に、水道から水が噴き出しているのを発見した市民が市や警察に通報し、発覚した。犯行はいずれも人の目がない深夜から早朝にかけて行われたと考えられる。蛇口は道具を使い根元から取り外されており、転売目的とみられる。
同署は捜査を続けているが、いまだ有力な情報は得られていないことから、周辺への警戒を強化すると共に、不審者を見かけたら通報するよう、市民に呼び掛けている。
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