大島、夏甲子園ならず 全国高校野球選手権鹿児島大会 決勝で鹿実に惜敗

【決勝】惜敗し、涙をこらえながらベンチへ戻る大島ナイン=24日、鹿児島市の平和リース球場
第104回全国高校野球選手権鹿児島大会は24日、鹿児島市の平和リース球場で決勝があった。大島は鹿児島実業に2―3で惜敗し、初めての夏の甲子園出場を逃した。今大会第1シードとして臨み、同校初の決勝進出を果たした大島。最終回に粘りの攻撃を見せて準々決勝に続く「逆転の大島」の再現を狙ったが、頂点には届かなかった。この日も大応援団が応援席を埋め、「大島よくやった」「感動をありがとう」と選手たちをたたえた。
互いに無得点で迎えた六回、大島は3連打で2点を先制されると、七回にも1点を失った。その裏2死二、三塁の好機を生かせず八回まで無得点。迎えた最終回、相手の失策と安打で2死一、二塁の好機に途中出場の青木蓮が2点適時打を放ち1点差まで詰め寄ったが、後続が断たれた。
今大会は3回戦まで順当に勝ち上がると、準々決勝の出水中央戦では最終回2点ビハインドの劣勢をはねのけ逆転サヨナラ勝ち。準決勝は国分中央をコールドで下し、夏の大会で同校初の決勝進出。決勝戦は外野席まで観客が詰め掛け、好ゲームを展開する両チームへ拍手や声援が送られた。
決勝戦を振り返り大島の塗木哲哉監督は「きょうの試合は大高らしさは出たと思う。一人の失敗をみんなでカバーしようと努力したが、あとちょっと(攻撃できる)時間が足りなかった」と悔しさをにじませ、鹿児島実業の宮下正一監督は「大島高校は大野君だけではなく、総合力が高いチームで強かった。大島の分まで甲子園で頑張りたい」と話した。
夏の甲子園は8月6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕予定で、都道府県代表49校が出場する。鹿児島実業は20度目の出場となる。
関連記事
「メェ~、メェ~」愛らしく 藤里町営大野岱放牧場で子ヒツジの誕生ピーク
藤里町の町営大野岱放牧場で、綿羊の出産がピークを迎えている。9日までに77頭が生まれており、飼育舎の中では生まれたばかりの子ヒツジが母親のそばにぴったりとくっついたり、鳴き声を上げてミルクをね...
みんな違って、みんないい 国際女性デーイベントにぎわう
国連が定める「国際女性デー」の8日、県立石垣青少年の家で呼応イベント「国際女性デーin石垣2026」(同実行委員会主催)が開催された。多くの女性や市民らでにぎわい、女性の権利向上やジェンダー平等な...
諏訪蚕糸野球部の関連資料 甲子園試合球など追加、文化財指定を答申 長野県..
長野県の岡谷市文化財保護審議会は9日、昭和の初めに3季連続で甲子園に出場した諏訪蚕糸学校(現・岡谷工業高校)野球部の関連資料を、市有形民俗文化財に指定するよう市教育委員会に答申した。諮問されて...
東北と紀南結ぶ竹灯籠 追悼と未来へ思い込め
和歌山県白浜町十九渕の障害者就労支援事業所「キミト☆ミライ」で制作した竹灯籠「竹あかり」が11日、東日本大震災の津波で児童と教職員84人が犠牲となった宮城県石巻市の「旧大川小学校」の一角にともる...

