
縄文時代の「生き物」をテーマにした3館共同企画展。富士見町の井戸尻考古館では15点を展示している
長野県富士見町、原村、山梨県北杜市の八ケ岳西南麓にある3博物館で7日、共同企画展「縄文いきものがたり」が始まった。「生き物」を共通テーマに、各館が独自の観点で出土品を紹介。縄文時代中期を中心とする土器に描かれた図像などから、当時の生活やそれにまつわる精神の物語に迫っている。11月23日まで。
富士見町井戸尻考古館の企画展は、カエルやヘビ、想像上の生物「みづち」と考えられる動物が描かれた約5200年前の土器15点を展示。特徴が3本指や三角形に図案化されていることから、不死や復活といった願いを象徴していると考察。副島蔵人学芸員は「縄文人が精霊化や神聖化している生き物たちの物語を感じ取ってもらえたら」と話す。
原村の八ケ岳美術館は人との共生をテーマに、土器装飾や狩猟道具などを取り上げる。北杜市考古資料館(大泉町)は、抽象文土器の変遷が分かる28点を紹介。長谷川誠学芸員は「ユニークな装飾を間近で見られる機会。3館を回ると缶バッジがもらえるスタンプラリーもあるので、来館していただければ」と呼び掛けている。
3市町村が結ぶ八ケ岳定住自立圏共生ビジョンに基づく企画展。移住定住促進も目的で、8月27、28の両日には東京・八王子を発着して井戸尻遺跡に泊まるバスツアー「縄文キャンプ」も予定する。
開館時間や入館料、休館日などの問い合わせは各館へ。キャンプの申し込み、問い合わせは北杜市郷土資料館(電話0551・32・6498)へ。
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