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和気あいあいと田植え 徳之島の子どもたち 「収穫が楽しみ」

児童約40人が参加した瀬滝いじゅん田植え=16日、天城町瀬滝

 鹿児島県徳之島の天城町立兼久小学校(仮屋浩一校長、児童51人)と徳之島町立手々小中学校(阿部由美校長、児童生徒7人)の田植えが16日、両町であった。子どもたちは地域住民や保護者と共に素足で田んぼに入り、泥まみれになりながらも和気あいあいと作業に汗を流した。

 天城町瀬滝の湧水「こうしりいじゅん」そばの水田で田植えをする「瀬滝いじゅん田植え」は兼久小の恒例行事。今年は児童約40人が参加。保護者、教諭、地元住民らと共に総勢約110人で力を合わせて約1・3アールの田んぼにもち米の苗を植え付けた。

 7月末には稲刈りの予定。昨年は約25キロのもち米が収穫できたという。参加した1年生の児童は「初めての田植えだけど、はだしで入ると泥んこが気持ちよくて楽しかった」と感想を述べ、「小さな苗がどんな風に育つか楽しみ」と笑顔を見せた。

犂を使った作業にも挑戦した手々中の生徒=16日、徳之島町手々

 手々集落の田植えはかつて集落主催で実施していたが、高齢化などを理由に中断。稲作文化継承のために4年前から子どもたちの体験活動として復活した。今年は手々小中の児童生徒7人のほかに集落住民や教諭らも加わり、約20人で約4アールの田んぼにうるち米の苗を植え付けた。7月下旬の収穫を予定しているという。

 田植えを終えた子どもたちは、昔は牛に引かせて使用していた木製の犂(すき)を使って田んぼの泥を掘り返す作業も体験した。中学2年の生徒は「犂がうまく土に入っていかず思ったより力が要る作業だった」と話し、「真夏の収穫作業は暑くて大変だけど、新米はおいしいので楽しみ」と収穫を心待ちにしていた。

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