死闘 雄シカ2頭 角外れず絶命 鹿追

角を突き合わせて格闘するエゾシカ(吉原さん提供)
音更町のフィッシングガイド吉原拓志さん(45)が2月22日、鹿追町内の国有林内で、角同士が外れなくなった雄シカ2頭が格闘する場面を目撃し、写真に収めた。
吉原さんはモモンガ観察のため散策中に2頭の雄シカを発見した。当初は角を突き合わせているように見えたが、角が外れない状態だと分かった。原因の一つは1頭が奇形の角を持ち、根元から枝分かれしているためとみられる。その後2頭は小川に転落していったという。
後日、記者が現場を訪れた。林間のスキー跡をたどり沢沿いに下りると、奇形の角を持ったシカが小川の中に横たわっていた。うっすらと新雪が積もり、死にたえて時間がたっていることが分かった。どうやら共倒れとはならず、1頭が死んだ後に離脱できたようだった。付近にはシカが暴れた形跡が生々しく残っていた。
状況を吉原さんに伝えると、「最後の力をふりしぼったのか、たまたま知恵の輪のように外れたのか。野生動物の生きようとする力はすごい」と驚いていた。自然界ではシカの亡きがらは猛禽(もうきん)類やヒグマなどの食料となる。

角が外れず必死でもがく(吉原さん提供)
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