古里を身近に感じて 卒業生に紬の小物プレゼント

宇都校長から寄贈品を受け取る生徒代表の平井さん(左)=3日、奄美市名瀬
鹿児島県奄美市名瀬の県立奄美高校(宇都尚美校長、生徒408人)で3日、奄美群島地域産業振興基金協会(牧雅彦理事長)が今春の卒業生に寄贈した大島紬で作ったキーホルダーの贈呈式があった。同協会は、高校を卒業し島を離れる若者も多い中、大島紬の小物を身に着けることで古里を思い出してもらおうと、昨年から群島内の全高校に記念品を贈っている。今年は計770個を寄贈した。
奄美高校には定時制を含め119人分の記念品が届き、宇都校長が生徒代表に手渡した。卒業式が行われる3月1日に生徒に配布する。

群島内の全高校に卒業記念として贈られた大島紬のキーホルダー
大島紬のキーホルダーを受け取った前生徒会長の平井悠聖さん(18)は「卒業後は島を離れて自衛隊に入隊する。皆と離れ離れになっても、大島紬の同じキーホルダーを持っていることで心は一つになれる。いずれは島に戻ってきたい」と話した。
宇都校長は「このような形で(卒業を)祝福していただいてすごくありがたい。生徒たちには島のことを思い出しながらそれぞれ頑張ってほしい」と感謝した。
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