八商工が日本一 スターリングテクノラリー 雪辱果たし上位独占

第25回スターリングテクノラリーミニクラスで日本一に輝いた八重山商工機械工作部=19日午後、八重山商工高校
自作のスターリングサイクル機器の性能を競う全国大会「第25回スターリングテクノラリー」(同技術会主催)が13日、東京都立足立工業高校で開催され、ミニクラスに出場した八重山商工機械工作部の「ぱいーぐるJOKER」が日本一に輝いた。2位、3位も同部のマシンが入賞するなど全国上位を独占。12月に開かれるエコデンレース全国大会に弾みをつけた。
同競技は空気の膨張と伸縮を利用したスターリングエンジンを搭載した幅10・5㌢のミニ車両を製作し性能を競うもの。ミニクラスは全長8・8㍍の周回コースの3週目のラップタイムを競った。
10月の県大会では美里工業に0・02秒差で敗れ2位だった同部。タイヤの大きさやバランスを調整するなど整備を徹底して全国の舞台へと挑んだ。
レースには約30台が出場し、「ぱいーぐるJOKER」は過去4年で最速タイムとなる1秒05で見事優勝。2位の「ぱいーぐる8」は1秒19、3位の「ぱいーぐるQUEEN」も1秒33と好記録を出した。全国のライバルや大学生を抑えての上位独占。県大会で敗れた美里工業にもリベンジを果たした。
藏當碧部長は「全員で勝ち取った優勝。本当にうれしい」と笑顔を見せ、「走り出しの練習や細かな調整など全てが結果に出た」と手応えを語った。
顧問の德永雅宏教諭は「エコデンをメインにしながら日本一を取れたのはすごいこと。機械加工や知識を生かしてよく頑張ってくれた」と評価。
仲山久美子校長は「コロナ禍のなか挑戦したこと、それに結果が伴ったことが素晴らしい」と快挙を喜んだ。
次なる目標は12月に大阪府で開催されるエコデンレース全国大会。須藤海副部長は「達成感はあるが、エコデンに切り替えて集中している。3年間やってきた集大成をぶつけたい。この勢いで優勝を目指す」とさらなる高みを見据えた。
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