アウトドアとアイヌ文化「共生」 デスティネーション十勝・ウポポ保存会が連携
アウトドア観光事業を展開するデスティネーション十勝(帯広市、後藤健市社長)が、アウトドアとアイヌ文化がコラボレーションしたコンテンツ造成を進めている。来年度には商品化を予定しており、新たな価値創造によって、十勝への誘客促進を図る。

PR動画の撮影に臨む帯広カムイトウウポポ保存会のメンバーたち
同社はアウトドアと地域資源を掛け合わせた旅行商品づくりを行っており、観光庁の「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」に採択された。アウトドアと学習、サウナ、文化などを掛け合わせたコンテンツづくりに取り組んでいる。事業費は約1100万円。
今回の事業では、アイヌ文化振興拠点「ウポポイ(民族共生象徴空間)」(胆振管内白老町)が昨年オープンするなど、アイヌ文化への注目が集まっている点に着目。台湾の富裕層をターゲットとして、帯広カムイトウウポポ保存会と連携してコンテンツ造成を行っている。
商品ではアイヌ古式舞踊を観光客に披露する。ナレーションを入れたり、たき火やたいまつをたいたりして、演出や情景づくりにも力を入れる。
9日には音更町内のひだまりの森(町東和東2線)にデスティネーション十勝や保存会のメンバーらが集まり、古式舞踊のPR動画を撮影した。
デスティネーション十勝の中村真也統括マネジャーは「アウトドアとアイヌ文化を掛け合わせることで、十勝の価値をさらに高めていきたい」と話していた。
関連記事
東北と紀南結ぶ竹灯籠 追悼と未来へ思い込め
和歌山県白浜町十九渕の障害者就労支援事業所「キミト☆ミライ」で制作した竹灯籠「竹あかり」が11日、東日本大震災の津波で児童と教職員84人が犠牲となった宮城県石巻市の「旧大川小学校」の一角にともる...
全国の女性調教師8人集う ばんえい十勝で初の国際女性デー
ばんえい十勝は8日、同日の「国際女性デー」に合わせたイベントを帯広競馬場で初めて開催した。全国の地方競馬から女性調教師8人が集い、トークショーや記念レースなどを行った。 国際女性デーは、...
北前船弁当プロジェクト「酒田編」豊かな食文化紡ぐ 庄内竹皮弁当 4月3日まで..
酒田、鶴岡両市は、日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落」の認定ストーリーを生かした連携の一環として、昨年12月から庄内の食文化の豊かさを紹介する「北前船弁当プロジ...
160人が楽しく健脚競う、荒滝山で初のトレラン大会【宇部】
宇部市内最高峰の荒滝山(標高459㍍)の山頂を巡る「第0回荒滝SAMURAIトレイル」は7日、吉部小グラウンドを発着点に行われた。県内外から160人が参加して健脚を競った。同実行委員会(徳永祐亮...

