日本から12地域トップ100入り 世界の「持続可能な観光地」 奄美大島、与論島が入選

地元の児童生徒らへ奄美大島の金作原を案内する認定エコツアーガイド(参考写真)
持続可能な観光の国際的認証団体「グリーン・デスティネーションズ」が実施する表彰制度「TOP100選」が5日発表され、鹿児島県の奄美大島と与論島が入選した。一般社団法人あまみ大島観光物産連盟の境田清一郎事務局長は「環境に配慮した観光に取り組む地域として国際的な認証を受けた。新型コロナウイルス収束後に向け、自然や文化に理解のある旅行者へのアピールになる」と喜んだ。
グリーン・デスティネーションズは、世界持続可能観光協議会(GSTC)が設置する非営利団体の一つ。持続可能性について100項目の基準を設けており、「TOP100選」では特に重要な30項目のうち15項目を満たす取り組みについて、各地域が提出したレポートで評価する。
奄美大島と与論島は観光庁の「日本版持続可能な観光ガイドライン」の指標の効果・検証を行うモデル地区に選定されており、モデル地区事業の一環として応募した。
奄美大島は自然資源を適切に利用するためのルール設定や認定エコツアーガイド制度の創設、観光による地域への利益還元の仕組みづくりなどを紹介。環境保全と伝統文化の継承を組み合わせた観光振興策が評価された。
与論島は、地元の文化や産業の基幹となる海洋環境の保全について、住民や民間団体、漁協、大学、行政など関係機関が連携して行っている取り組みをアピール。一般社団法人ヨロン島観光協会の町岡安博事務局長は「民間をはじめとした各所の長年の取り組みが評価され、とてもうれしい」と話した。
日本からは釜石市と京都市、北海道ニセコ町が2年連続入選。ほか、阿蘇市、長良川流域、七尾市、中能登町、那須塩原市、佐渡市、小豆島町、豊岡市の計12地域がトップ100入りした。グリーン・デスティネーションズのサイトには各地域のレポートが公開されている。
関連記事
ウマ娘連携イベント第3弾 ノーザンホースパーク ゆかり5人の等身大パネル
苫小牧市美沢のノーザンホースパークで7日、人気ゲーム・アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」との連携イベント第3弾が始まった。今回はノーザンホースパークにいる中央競馬のGⅠ馬、シュヴァルグランとブラ...
幕別・トレーラーバーガー開業3年目 慢性白血病寛解した八木さん 気持ち新た
十勝産食材にこだわったユニークなハンバーガーを販売するキッチンカー「トレーラーバーガー99」(八木琢磨代表)が4月で開業丸3年を迎える。昨年10月に慢性白血病が寛解した代表の八木さん(34)は、...
美酒美食 酒田への再訪意欲醸成 首都圏からツアー テーブル囲み魅力体感
酒田市が推進している観光事業「美酒美食のまち酒田」の一環として、首都圏在住者が同市を訪問し郷土料理と地酒を味わう「ロングテーブルツアーin酒田」が8日まで1泊2日の日程で行われた。参加した男女10人は...
陶・柏木遺跡で柱穴列や土師器など出土 市教委が最新の発掘成果解説【山口】
山口市教育委員会は8日、陶の柏木遺跡で試掘・確認調査の現地説明会を開いた。地元住民や考古学愛好家ら60人が参加し、最新の発掘成果についてメモを取ったり、動画撮影をしたりしながら熱心に聞き、古代の...

