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海の問題解決模索 アオウミガメ実態調査 行動解析へ 白浜小児童

GPSを取り付けたウミガメを囲む白浜小の児童ら=4日、内離島の海岸(白浜小提供)

 海洋教育活動の一環として白浜小学校(武冨悟校長・9人)の全児童は4日、内離島の海岸でアオウミガメの生息実態調査を行い、身近な海で起きている問題について理解を深めた。

 近年、西表島の周辺ではアオウミガメが増えてウミショウブなどの海草藻場が減り、それまで藻場でとれていたアイゴなどの有用魚種の漁獲量が減少している。調査は身近な海で起きている問題について理解を深め、児童らなりの解決策を模索することを目的に実施された。

 西表島を中心に調査研究や環境教育に取り組む団体アイランドエコシステムリサーチ(IER)と、明治大学の山本誉士特任准教授が共同研究として行っている小型機器を用いたアオウミガメの行動追跡の野外調査に児童らも同行した。

 地元漁師や地域の有志「シラハマコイナ」の協力を得て実施。児童らは約500㍍の捕獲網の内側にいる30頭以上のアオウミガメが泳ぐ様子や、実際にウミガメに食べられて短くなったウミショウブなどの海草をシュノーケリングで観察。網から外したアオウミガメの甲羅や尾の長さを記録した。

 その後、小型機器を取り付けた個体を含め全てのアオウミガメを海へ放流。1週間後に小型機器は個体から自動的に脱落して浮上、IERメンバーらが発信器の信号を頼りに探索して回収するという。

 参加した水谷凛香さん(6年)は「海の中を実際に泳いで見てみると、ウミガメが海草を食べた後がたくさんあった。海草とウミガメの問題はどうしたらよいのかはこれからも皆で考えないといけないし、自分も何ができるのかこれから考えていきたい」と語った。

 児童らは今後データの一部を用いてアオウミガメの行動を解析する予定。これから1年かけ調査を継続する。同校はこれまで海洋学習として網取集落跡の探検や白浜の伝統漁である刺し網漁を漁師から学ぶなど、現在白浜の海で起きている環境問題を学んでいる。

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