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世界遺産の魅力を全国へ 奄美市と「しーま」 オンラインで自然や食文化PR

オンラインイベントで奄美市立奄美博物館のジオラマ展示を案内する同館学芸員・平城さん(奥)=16日、鹿児島県奄美市名瀬

 鹿児島県奄美市と地域情報編集・制作会社「しーま」(奄美市名瀬)は16日、地元の魅力を発信するオンラインイベントに出演した。世界遺産登録が決まった豊かな自然環境や独自の食文化、最新の観光・グルメ情報などを紹介し、奄美市をPRした。

 イベントは「ふるさと応援サロン2021〈九州の自然を満喫!編〉」。コロナ禍で旅行できない人たちの疑似観光や地元関係者との交流などを目的に、ふるさと納税の運営代行などを担う「さとふる」(本社・東京都)が昨年から実施している。

 インターネットのテレビ会議システムを使い、全国から24組が参加。奄美市立奄美博物館から市役所ふるさと政策係・高槻真由美さんと同館学芸員・平城達哉さん、同市笠利町のあやまる岬観光公園からはしーまの担当者2人が出演した。

 高槻さんは奄美大島の位置や気候、景勝地、特産品などを紹介。都会の人が憧れる「島暮らし」については「市街地近くに住んでいるが、朝は鳥のさえずりで目が覚め、夜は虫やカエルの合唱を聴きながら眠る。自然を感じながら生活できる」と魅力を伝えた。

 平城さんは、奄美大島の自然環境や野生生物を模した博物館の各種展示を案内。希少種や生物多様性に関するクイズも交え「国内で見られる鳥類633種のうち、315種が島でも確認されている」、「ハブの毒は強くないけど、量が多いので危険」などと話した。

 このほか、しーま担当者から市内のグルメ情報、人気のお土産などが紹介された。参加者からは「鶏飯(郷土料理)おいしそう。食べたい」、「ミキ(伝統の発酵飲料)作ってみたい」など、食文化に対して多くの感想が寄せられた。

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