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沖永良部島 切り花出荷ピーク  盆向け、量・額とも増加見込む

切り花収穫に汗を流す農家=10日、鹿児島県和泊町

 お盆を前に、鹿児島県沖永良部島では仏壇などに供える切り花の出荷がピークを迎えている。10日は、沖永良部花き専門農業協同組合から関東や関西、九州、東北の市場へ向け、スプレーギクなど約10万本を発送。島内のほ場では旧盆の出荷に向け、収穫作業に汗を流す農家の姿が見られた。

 沖永良部花き専門農業協同組合によると、盆時期の主力品のスプレーギクの品質は、生育期の日照不足で多少ボリューム感に欠けているものの良好。新型コロナウイルスの影響で海外からの輸入が不安定なため、国産品の価格は安定しているという。

 出荷は前年同時期(7月20日~8月13日ごろ)の販売数量約94万本、販売額約4000万円に対し、今期は数量約120万本、販売額は5000万~6000万円を見込んでいる。

 一方、台風による7月下旬以降の船便減便の影響で、事前に価格を決めて取引する相対取引の予約分約26万本が欠品またはキャンセルとなった。同農協の担当者は「これまでに約1400万円分の予約に対応できなかった。来年以降の取引への影響が心配される」と述べた。

 和泊町の切り花農家、玉起初雄さん(66)は7~9月、町内の平張施設約45アールでスプレーギク約16万本の収穫を計画している。「夏の出荷期間は平均で1本当たり50円ほどの単価を見込んでいるが、台風で出荷できないと打撃を受ける。品質は良好なので、9月まで天候が安定してほしい」と話していた。

 切り花の出荷のピークは9月20日の彼岸の入り前まで続く見込み。

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