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物語を作るように商品を

商品開発の経緯などを話す辻口さん=ホテルアークリッシュ豊橋で

 日本を代表するパティシエ辻口博啓さんの講演会「スイーツ文化のさらなる発展を」が29日、豊橋市駅前大通1のホテルアークリッシュ豊橋であった。辻口さんは、次々に生まれる独創的な商品について「一つの商品を作ることは物語を作ること」と話した。  食農産業振興のきっかけや地域の食材を使ったスイーツ開発につなげようと、食農産業クラスター推進協議会(豊橋市)が主催した。この日は、パティシエや農家、製造業者、学生ら約100人が集まった。  辻口さんは店を構え、13ブランドを立ち上げたいきさつや、世界大会で最高評価を5年連続で受けるチョコレートの開発経緯などを説明。最近の市場については、健康志向から「砂糖不使用の低血糖チョコレートスイーツが売れている」と述べた。  また、参加者から海外と日本の味覚の違いについて質問されると、「世界では日本食がブームで酒かすや味噌などの香りやうまみが受け入れられている。日本の素材に注目して独自に開発すればいい。海外からすればそれがすごくクール」とアイデアのヒントを投げ掛けた。

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