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釧路新聞社

鶴雅リゾートで配送ロボット導入【釧路】

デモンストレーションで配送ロボットに食器を置くスタッフ

鶴雅リゾート(釧路市阿寒町阿寒湖温泉、金子力取締役社長)は、館内のIT・人工知能(AI)化と働き方改革の推進、非接触による感染対策として、同社が運営する「あかん遊久の里鶴雅」のメインダイニング天河と「あかん湖鶴雅ウイングス」の北海道レストランHAPOに自律走行型配送ロボットを導入した。5日には報道機関にデモンストレーションが公開された。

 鶴雅に2台、鶴雅ウイングスに1台を導入した配送ロボットは、NECネッツエスアイ(東京、牛島祐之社長)がゼンリン(札幌、伊豆正則社長)と連携して提供する「YUNJI DELI(ユンジ デリ)」。これまでにレストランやオフィスが導入し、今回が4例目で、国内ホテルでは初めての本格導入。

 同社では業務の効率化と生産性の向上を図り、その分の時間と労力をさらなる品質向上につなげる。導入当初は下膳を主軸として運用するが、今後は料理の配膳なども考えており、非接触での感染症対策としての運用も視野に入れている。

 ロボットは高さが1㍍18㌢、3段トレーを実装。最大50㌔まで配送可能。前後両方向の走行ができ、デュアルカメラが付き、各種センサーで障害物の回避や70㌢程度の狭い通路も通ることができる。タッチパネルから目的地を選択し、出発ボタンを押すと、目的地まで配送する。同じフロア内を2台同時に運用することができ、機器同士での交差なども可能。

 デモンストレーションはメインダイニング天河で行われ、ロボットが指定されたテーブルに向かい、スタッフが食器をロボットに置いた後、下膳する一連の流れを披露した。ロボットの前に立った人を回避する様子も見せた。

鶴雅では同日夜の夕食から、鶴雅ウイングスは今月中旬から使用する。同社常務取締役の千葉聡阿寒湖地区総支配人は「これまで忙しい時期は、他の担当からレストランに応援に来ていたが、ロボットを導入することで、その間お客さまに向き合え、サービスの向上につながる」と話している。

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