高校軟式野球 能代が西東北の頂点 3大会連続「明石」へ

第66回全国高校軟式野球選手権西東北大会で優勝した能代
第66回全国高校軟式野球選手権西東北大会は30日、青森県の弘前市運動公園野球場で決勝が行われた。本県代表で3大会連続20回目の全国大会「明石」を目指した能代が羽黒(山形)を5─1で下し、全国大会(8月25~30日・兵庫県明石市の明石公園第1野球場ほか)の出場を決めた。
全国切符を懸けた地区大会は昨年度、本県、青森、岩手の「北東北大会」から本県、青森、山形の「西東北大会」に区割りが変更。新型コロナウイルスの感染拡大で昨年の大会は中止されたため、今夏が西東北大会としての初開催だった。
能代は初回、1死二、三塁から大塚の内野ゴロで三走大高がかえり1点を先制。2回は1死一、三塁から袴田の右前適時打で1点を加え、さらに敵失で3─0。2死一、二塁とし、鎌田の右中間を破る2点適時三塁打で5─0と羽黒を突き放した。
先発の高橋は7回まで被安打2の好投。8回に先頭から3連打を許して1点を失ったが、最少失点で切り抜けた。被安打6、6奪三振、無四球で完投した。
能代は、昭和57年の全国大会で初優勝を飾り、初めて全国制覇。平成22年には2回目の頂点に立った。直近の全国大会は30年、令和元年と2年連続で出場したが、いずれも1回戦敗退。3大会連続で出場する今夏、能代の活躍に期待がかかる。
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