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冬到来に備え除雪車出陣 新千歳で訓練、新型導入し機能強化

雁行(がんこう)態勢で走行する除雪車

 国土交通省新千歳空港事務所は28日、空港内のナイトステイエプロン(夜間駐機場)で除雪車走行訓練を行った。作業員が除雪車の走行手順を確認し、冬の到来に向け気を引き締めて出陣した。

 昨年2月から除雪機能の強化のために導入した凍結防止剤散布車や、今月納車となった新型の高性能除雪車2台を含む、車両11台と作業員約40人が参加。同事務所によると、新型は排雪板が左右どちらにも展開可能となる機能があり、導入で作業効率が高まる。

 参加車両は誘導路に点在する緑地帯を中心に周辺の雪を取り除く「島周り除雪」を確認。その後、滑走路の雪を一方向にかき分けるための「雁行(がんこう)態勢」を組んで走行した。

 沖津俊宗空港長は「きょうは出陣式。春まで長丁場の作業となるが、安全で安定的な空港の運営に向け、活躍してほしい」とあいさつ。除雪作業を行う地崎道路(本社東京)工務部の岩田哲幸所長は「除雪車、凍結防止剤散布車の出動のタイミングを監督職員と協議して作業し、滑走路閉鎖時間をできるだけ短くしていきたい」と話していた。

 新千歳空港の除雪作業は2本の滑走路、誘導路、エプロン、道路の合計約260ヘクタールが対象。昨年同時期より2台多い92台の除雪車両の運用が12月1日からスタートする。作業員は午前5時~午後9時半まで常駐。従事者は190人。

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