全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

開港50周年 南紀白浜空港

くす玉を割る知事や議員、首長ら(1日、白浜町の南紀白浜空港で)

 和歌山県白浜町にある南紀白浜空港の開港50周年を記念した催しが1日、空港であった。遊覧飛行の2便には計158人が搭乗し、特別な空の旅を楽しんだ。式典では関係者がくす玉を割り、節目を祝った。

 住所別の申し込みが殺到して9~30倍ほどの高倍率になった遊覧飛行は、航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA)と日本航空のジェット機を利用。FDA機は約90分間で大阪市や高松市などの上空を、日航機は約1時間で和歌山市や串本町などの上空を巡った。  それぞれの搭乗者は上空からの景色に見入った。FDA機に乗った白浜町の南白浜小学校新3年生、古川耀大君(8)は「飛行機に乗るのは初めてで最初はドキドキしたけど、途中から楽しくなった。また飛行機に乗って、今度は外国へ行ってみたい」と笑顔。同町の築山省仁さん(63)は「(大阪市にある)京セラドーム大阪は円盤のように見えた。見どころがたくさんあって、あっという間に終わった。定期便では味わえない時間だった」と喜んだ。  ターミナルビル前であった式典には、県議や市町長らが出席。仁坂吉伸知事は「白浜空港は南紀の観光やビジネスにおける武器になっている。何より地元が盛り上げてくれたのが大きい」とあいさつ。現在、空港の民間運営に向けた手続きを進めていることに触れ「これからの50年は一層、皆さんの役に立つようにしたい」と語った。  このほか、日航は、小学生らを対象に飛行機を駐機位置まで誘導する作業の体験会を開いた。子どもたちは専用の道具を持ち、遊覧飛行から戻った日航機を誘導した。  南紀白浜空港は1968年4月に開港。96年3月、東隣に整備した現空港の供用が始まった。現在は日航が東京(羽田)との間で定期便を1日3往復させている。

関連記事

紀伊民報社

異なる視点で「化学変化」 通信大手と地域企業

 和歌山県田辺市で通信大手NTTドコモの社員3人が、全く異なる分野の事業課題解決に挑む「越境学習」を始めた。農業から米穀販売、飲食業まで手がける「たがみ」(田辺市湊)と、地域ブランドの熊野米を活...

「農家のパスタ店」1周年 育てた野菜、特産も提供 池田の八木さん

 道東自動車道の池田インターチェンジを降りて国道274号を本別方面に向かうと、農家の住宅内に3月でオープン1周年を迎えた「道行パスタ店」(池田町信取74ノ1)がある。八木茂美代表(66)は「大勢の...

荘内日報社

みずみずしい湯田川孟宗集荷 27日直売所オープン 「表年」豊作見込む

 鶴岡の春の味覚「湯田川孟宗(もうそう)」の集荷が、25日に始まり、鶴岡市湯田川にあるJA鶴岡の集荷所に朝掘り採れたてのみずみずしい孟宗が次々と持ち込まれた。集荷作業の開始は平年並みだが、今年は豊作...

宇部日報社

商店街の魅力に触れる 新天町でウオーキングイベント【宇部】

 宇部市スポーツコミッション(長谷亮佑会長)主催の新天町アーケードウオーキングが24日、宇部新天町名店街で行われた。67人が参加し、往復800㍍を思い思いのペースで歩きながら商店街の魅力に触れ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク