全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

マンゴー1トン損害か 徳之島 台風で定期船欠航、出荷できず

定期船の欠航で出荷できず冷蔵庫に保管されている贈答用マンゴーと作山組合長=23日、鹿児島県天城町天城

 奄美地方への台風6号接近に伴い、鹿児島県本土と奄美群島、沖縄県を結ぶ定期船の欠航が続いている。今月上旬からマンゴーの出荷が始まった徳之島では18日を最後に定期船の出入港がなく、島外向けの贈答用商品の出荷が滞っている。月末にかけ収穫のピークを迎えるため、生産者は一日も早い出荷の再開を心待ちにしている。

 島内最大のマンゴー生産地、天城町の生産農家で組織する町熱帯果樹生産組合(作山和久組合長、組合員32人)は今年、例年より約10日早い今月7日に出発式を実施。今期は質、量に恵まれ、同組合の収穫分だけで26トンを見込んでいるという。

 マンゴーの出荷は台風の影響で19日からストップ。同日から組合員が箱詰めしたマンゴーを同町天城の組合事務所などの冷蔵庫(保冷庫)に搬入し、23日までに約420キロが保管されている。

 作山組合長は「これから収穫ピークを迎えるため、一日当たりの収穫量は連日増えている。各生産農家が保存しているのは組合で保管している分より多く、今回の出荷停止で約1トンはロスになるだろう。果実が傷んで贈答用として販売できないケースも予想され、売り上げの低下が懸念される」と分析する。

 また、出荷は8月中旬まで続くことから「この時期は台風が多く発生する。出荷が終わるまで定期船が欠航しないよう、台風が接近しないでほしい」と話した。

 船舶各社によると、下り便は24日の鹿児島―沖縄、上り便は26日の沖縄―鹿児島まで欠航が決まっている。

関連記事

長野日報社

大雨の漂着物撤去開始 重機で2週間めど 長野県の諏訪湖

 2日の大雨で河川から大量のヨシや流木が諏訪湖に流れ込み、長野県諏訪市側の湖岸に漂着している問題で、県諏訪建設事務所は7日、重機による漂着物の除去作業を始めた。水の流れを妨げたり水門をふさいだ...

紀伊民報社

古民家のゲストハウス 梅の産地にオープン

 和歌山県みなべ町晩稲に古民家のゲストハウスがオープンした。日本最大級の観梅の名所「南部梅林」の近くにあり、観光客だけでなく、梅の収穫など援農者の利用も期待する。将来は農業などの体験も提供したい...

学生考案レシピを朝食で提供 新苫小牧プリンスホテル和

職業訓練校「野口観光ホテルプロフェッショナル学院」2年生の田村朝華さん(20)が考案した「トマトのおかゆ」が、新苫小牧プリンスホテル「和~なごみ~」の朝食メニューで提供されている。  野口観光...

荘内日報社

東北一広い市域 フィールド調査 東北大公共政策大学院 学生9人鶴岡市で活動 旧..

 東北大公共政策大学院(仙台市)修士1年の学生9人が4―6日の日程で鶴岡市を訪れ、旧町村部の地域振興に関する政策提言に向けたフィールド調査を行った。今後、政府機関や全国町村会事務局などにもヒアリングを行...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク