
夜明け前、投光器の明かりの下で、出荷作業に励むセロリ栽培農家
夏場のセロリ生産量日本一を誇る長野県原村で、露地物セロリの出荷が最盛期を迎えている。栽培畑には未明から投光器がこうこうと輝き、収穫作業が進められている。箱詰めされたセロリは続々とJA信州諏訪原村野菜集荷所に軽トラックなどで運び込まれ、その日のうちに関東を中心に全国に出荷される。
篠原佐斗次さん(56)=原村中新田=の畑では家族や農業実習生、アルバイトなど14人が午前2時ごろから作業。セロリは暑さに弱いことから、気温が低い未明からの作業が必要で、刈り取り、袋入れ、箱詰めを流れ作業で行っていた。篠原さんの畑では4月中旬ごろから露地物の作付けを行い、7月上旬から収穫作業を行っている。「今年は天候に恵まれ作柄がいいが、今後の高温が心配」と篠原さん。「原村の新鮮なセロリを多くの消費者に食べてほしい」と笑顔を見せていた。
JA信州諏訪によると、今季の諏訪地方のセロリ出荷総数は例年よりやや少ない74万5000ケース(1ケース10キロ)を見込む。このうち約8割強が原村産だという。
関連記事
ギョーザ頬張り乾杯! 藤丸パークで初「フェスタ」 帯広
十勝の人気ギョーザ店が一堂に会する「十勝餃子(ギョーザ)フェスタ2025」(実行委員会主催)が18日、帯広市の藤丸パーク(西3南7)で始まった。十勝産食材を使ったギョーザやビールを楽しもうと...
高級あんパン食べて 「稀」使用の4種、本別道の駅で発売
本別町内の道の駅「ステラ★ほんべつ」はJA本別町(佐野政利組合長)と連携し、高級あん「稀(まれ)」を使用したパン4種の販売を18日から始めた。稀は栽培の難しさから「農家泣かせ」といわれ、おおむね国...
帯広産ごろり「リアルメロンパン」 地元農家応援、名物商品に採用 はるこま..
帯広市内のパン店「はるこまベーカリー」(栗原民也代表、西19南5)は、帯広産の希少な青肉メロン「キングメルティー」を使用した「十勝リアルメロンパン」を7月末ごろまで販売している。富良野産の赤肉メ...
食べて健康 濱納豆入り焼き菓子「醸」 豊橋の國松本店が期間限定発売
日本伝統の発酵食品「濱納豆」の生産販売「國松本店」(豊橋市船町)が、「はまなっとうの日」(7月10日)にあわせて、期間限定で新商品の焼き菓子「醸(かもす)」を発売した。 東三河県庁による「フェ...