全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

マツカワの稚魚放流 資源増大目指す いぶり中央 漁業協同組合 白老港

カレイの高級魚マツカワの資源増大を目指し、いぶり中央漁業協同組合(本所・登別市)は21日、白老港第3商港区で10万匹の稚魚を放流した。

白老港でマツカワ稚魚を放流用のタンクに入れる関係者

 放流は胆振、日高、渡島の漁協などでつくる「えりも以西栽培漁業振興推進協議会」の事業。メンバーの「胆振太平洋海域漁業振興協議会」に所属する同漁協は、2006年から毎年、白老や登別の海に稚魚を放っている。

 関係者は同日、北海道栽培漁業振興公社伊達事業所から白老港へトラックで運ばれた稚魚を受け取り、タンクに移し替えてホースで港内へ放った。

 稚魚は体長5センチの小型。通常の8センチに比べて育てる期間が短いため、放流までのコストが削減できるという。数年後には水揚げ可能な35センチ程度に成長する見込みだ。胆振太平洋海域漁業振興協議会は今年度、胆振海域に計35万匹を放流する予定という。

 マツカワはかつて”幻の魚”と呼ばれていたが、放流事業の成果で近年、胆振や日高でも漁獲量が増加傾向にある。白老・虎杖浜海域でも15年度以降、毎年10トン以上取れるようになり、20年度は11トンの水揚げがあった。

関連記事

長野日報社

「ゆめひろば」イルミ点灯 長野県富士見町

 長野県富士見町中心部にある多目的交流広場「ゆめひろば富士見」で9日夜、イルミネーションの点灯が始まった。町商工会青年部が企画し、約3万5000個の発光ダイオード(LED)電飾を園内に装飾。カ...

豊橋出身・村井弦斎を朝ドラに

 明治時代のベストセラー小説「食道楽」で知られる村井弦斎(1863~1927年)をNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の主人公に選んでもらおうと、出身地の豊橋市と晩年まで過ごした神奈川県平塚市の顕彰グル...

釧路新聞社

願いを込めて縁起物作り 根室金刀比羅神社【根室】

 【根室】根室金刀比羅神社(前田穣宮司)の縁起物作りが最終盤を迎えている。9日には巫女(みこ)たちが願いを込めて縁起物作りに精を出した。  今年も初詣に向けた準備は11月から始まっており、準...

釧路新聞社

秋サケ漁獲伸びず 高水温影響、根室30%減、釧路11%増

 根室、釧路沿岸の秋サケ定置網漁が11月末までに終漁し、漁獲数量は根室管内が249万3000匹(前年比30%減)、釧路管内が48万3000匹(同11%増)となった。2022年は漁獲数量が前年の...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク