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釧路新聞社

ラッコ縫いぐるみでPR【浜中】

愛らしい表情の縫いぐるみを手にする渡邊さん

 認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト(小川浩子理事長)は22日、霧多布湿原センターでオリジナルのラッコの縫いぐるみを発売する。湯沸岬(通称・霧多布岬)沖では近年、数頭のラッコの生息が確認され、ラッコ目当ての観光客も増加中。今年3月の厚岸霧多布昆布森国定公園の指定も呼び水に「ラッコが住む自然豊かな浜中」をPRする。     

縫いぐるみは、厚岸町在住で町立茶内保育所に勤務する渡邊千晴さん(58)が製作した。体長は28㌢で約110㌘。型紙はオリジナルで、渡邊さんが一針ずつ手縫いで丁寧に仕上げた。おなかに餌を抱えたおなじみのポーズで、浜中特産のホッキとカニを持っている。

 渡邊さんは、手芸が趣味で30年以上パッチワークを続けている。古布を使った和雑貨や着物をリメークした小物づくりも得意で、周囲でも評判になっていた。小川理事長は今年5月、共通の友人から渡邊さんの話を聞き、縫いぐるみの製作を依頼。写真集などを参考にしながら、型や生地の素材をはじめ「餌を抱える手足のカーブなど通常の縫いぐるみと違う形が難しい」(渡邊さん)と数度の試作を重ね、納得いく出来栄えとなった。

 縫いぐるみは、完全手作りのため1体製作するのに数日かかり、量産は難しいが「子供たちが手にすることを思い浮かべながら作っている。一時のブームに終わらず、何度も浜中を訪れてほしい」と渡邊さん。小川理事長は「環境保全と産業のバランスを保ちながら共生している地域でありたい。ラッコの生態や漁業との関係などにも関心を持ってほしい」と呼び掛けている。  価格は1500円。売り上げの一部は湿原の保全活動に充てる。問い合わせは同センター0153(65)2779へ。

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