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東の空に「風の根」 反薄明光線 台風の兆しか

八重山で「風の根」と呼ばれている反薄明光線現象=19日午後、登野城

 19日午後7時35分ごろ、石垣市内の東の空で太陽と正反対の方向に光線の柱が放射状に伸びて見える「反薄明光線」現象が確認された。八重山では「風の根(カジヌニィー)」と呼ばれ、台風の兆しと言い伝えられている。

 雲に隠れた太陽の光が雲の切れ間などから漏れて起こる現象。積乱雲が発生する夏場、日の出や日没直前など地平の方向に雲がある場合に確認されることがある。また、太陽光線をさえぎるほどの厚みと切れ間のある雲の発生が必要とされ、目に見えない水滴が多数浮遊した状態が光の道全体に分布するなど条件が限られている。

 八重山には「風の根が現れるのは大風の兆し」という天気にまつわることわざも残っており、かつて島の人々は「風の根」が空に現れると台風が接近していることを知り、恐れていたとされている。

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