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長野日報社

偉人の足跡伝える史料 伊那坂下教会に前島密の謹書

新しい礼拝堂のロビーに掲げられた書額

「日本近代郵便の父」と称され、1円切手の肖像で知られる前島密(まえじまひそか、1835~1919年)が揮毫したとされる書が、南箕輪村沢尻の日本キリスト教団伊那坂下教会にある。聖書の言葉を記した書で、旧教会堂を新築した明治20(1887)年のクリスマス頃に、前島が教会を訪れ、書を残したと伝わる。教会は今春、伊那市坂下宮本町から新築移転。大切に保管されてきた書額は新しい礼拝堂のロビーに掲げられた。

書額は縦100センチ、横190センチ。漢詩のようにつづられているが、書かれているのは聖書の一節で、同教会によると、「いと高き所では神に栄光があるように 地上ではみ心にかなう人々に平和があるように」(ルカによる福音書第2章14節)の部分だという。天使がイエス・キリストの誕生を知らせたときの言葉で、創設から間もない同教会にはふさわしい内容だったと推測している。

額縁には、手に入りにくい太いブドウの木が使われている。教会には、書の寄贈を受けた翌年の1888年、額装費用を工面するために教会に寄付された米を2円5銭で売却した記録が残っており、信ぴょう性は高い。同教会に今春赴任した松田聖一牧師は「おそらく本物だと思う。明治20年にどういういきさつで揮毫していただいたのかは分からないが、今日まで教会の中で大切に保管されてきた」と話す。

教会では書額を公開し、誰でも鑑賞できるようにしている。「上伊那の歴史を伝える史料の一つとして、広く地域の皆さんに紹介したい」と松田牧師。新型コロナが収束したら、歴史上の人物の伊那での足跡として、子どもたちにも見せていこうと考えている。問い合わせは同教会(電話0265・78・3218)へ。

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