全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

豊かな自然に理解を 奄美市役所 世界遺産委前に特設展

奄美市役所2階で始まった世界自然遺産特設展示=12日、鹿児島県奄美市名瀬

 奄美・沖縄の世界自然遺産の登録可否を審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会を前に、鹿児島県奄美市のプロジェクト推進課は12日、市役所2階市民行政情報コーナーで特設展示をスタートした。貴重な動植物や保全の取り組みなどを写真とパネルで紹介している。29日まで。

 写真24点は市立奄美博物館の平城達哉学芸員と環境省が提供。ルリカケスやアマミノクロウサギ、アマミスミレなど、生物多様性に富んだ生き物たちの姿を展示した。

 パネルでは奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島の推薦地マップをはじめ、侵略的外来種対策や希少種の交通事故防止対策など保全の取り組みも紹介した。

 世界遺産委は16~31日にオンラインで開かれ、新規登録分は24~28日に審査が行われる見込み。審査日には市役所でパブリックビューイング(PV)を開催予定だが、新型コロナウイルス感染対策のため出席者を行政関係者らに絞って実施することになった。

 同課世界自然遺産推進室の常田健輔さんは「市民のPV参加は難しくなったが、展示を通して理解を深めてもらえたら」と話した。

関連記事

紀伊民報社

缶サット甲子園2024 ロケットの町・串本で打ち上げ

 高校生が「缶サット」と呼ばれる模擬人工衛星を搭載した紙製のロケットを打ち上げ、その技術力を競う「缶サット甲子園2024」の和歌山地方大会(実行委員会主催)が7、8の両日に串本町であった。和歌山...

小学3、4年生が仕事体験 とまこまいキッズタウン

苫小牧市内の小学3、4年生が仮想のまちの住民となり、仕事や消費を体験する「とまこまいキッズタウン」が8日、市総合体育館で開かれた。児童496人が企業が設けた体験ブースで”仕事”に励み、報酬で菓子を買...

高齢者が旬の野菜吟味 陸別で「おすそ分けの会」

 65歳以上の陸別町民を対象とした「野菜のおすそ分けの会」が8月26日、町内のふれあいの郷で開かれた。家庭菜園などで取れた季節の野菜を吟味した。  町保健福祉センター介護保険担当・地域包括支...

荘内日報社

酒田港の基地港湾整備着工 酒田 スタート祝う 洋上風力発電事業に大きな期待

 遊佐町沖、酒田市沖で進む洋上風力発電の事業化に向けて国土交通省は今年4月、酒田市の酒田港を港湾法に基づく「海洋再生可能エネルギー発電等拠点港湾(基地港湾)」に指定。2027年度中の完成を目指す同港洋上...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク