17日から「納涼・風鈴まつり」 琴崎八幡宮

秋葉神社近くの掛け台に風鈴をつるす松永さん(琴崎八幡宮で)
宇部市上宇部大小路の琴崎八幡宮(白石正典宮司)で、17日から「納涼・風鈴まつり」が開かれる。約3000個の色とりどりの風鈴が涼しげな音を響かせる。9月5日まで。 暑い中、神社に足を運んでくれた人に一服の涼を感じてもらおうと、2018年から始めた。境内にはかつて、火よけに御利益があるという秋葉神社が祭られ、毎年夏になると「秋葉祭」と呼ばれる祭りが開かれていた。秋葉神社の社殿が昨年12月末に建立されたことを記念し「秋葉祭」に代わるものと位置付けている。 風鈴掛け台は参道中央などに置き、参拝者が飾れるようにする。風鈴には短冊が付いており、願い事を書いて奉納できるほか、持ち帰り用もある。 鈴の音は古来から厄よけになるとされる。同宮権禰宜(ごんねぎ)の松永賢治さんは「秋葉神社が鎮座してから初の風鈴まつり。風鈴の数も年々増え、より華やかで、にぎやかになった。音の力で世の中の新型コロナの閉塞(へいそく)感もはらい清め、一日も早く元の日常に戻れば」と話している。 風鈴の価格は、奉納用が500円と1000円。持ち帰り用は1200円から4200円まで。ガラス製の他、陶器や南部鉄を利用した風鈴も頒布する。 問い合わせは同宮社務所(電話21-0008)へ。
関連記事
落ちアユ狙う伝統漁法 「せぎ漁」始まる
和歌山県田辺市本宮町などを流れる熊野川やその支流で、産卵のために川を下る「落ちアユ」を狙う伝統漁法「せぎ漁」が始まっている。本宮町川湯を流れる大塔川では25日、アユの群れをめがけて網を投げる地...
原因究明し資源回復へ 「調査研究会」を発足 「鵡川ししゃも」記録的不漁受け
むかわ町のブランド「鵡川ししゃも」の記録的不漁を受け、町や鵡川漁業協同組合、道内調査研究機関などで構成する「鵡川ししゃも資源再生調査研究会」が25日、発足した。昨年秋から町内で稼働するししゃもふ化...
好調!!庄農うどん大作戦 4週で1160食注文 「おいしいね」の声に喜び実感 庄内..
鶴岡市の県立庄内農業高校(坂井孝朗校長)の生徒が取り組んでいる「庄農うどん大作戦!Season5」が好調だ。今年も今月初めに藤島地域の飲食店9店舗で生徒が作った「庄農うどん」の提供が始まったが、客...
埴生小・中で稲刈り始まる【山陽小野田】
埴生小・中(東原秀一校長)に隣接する学習田「ハーブねっと農園」で25日、稲刈り体験が始まった。午前中は小学5年生27人、午後は中学1年生26人が黄色く色づいたもち米品種マンゲツモチの稲を鎌で...