「阿知須くりまさる」の初出荷

平年並みに育った阿知須くりまさる(JA山口県阿知須野菜集出荷場で)
山口市阿知須の特産カボチャ「阿知須くりまさる」の初出荷が9日、阿知須のJA山口県阿知須野菜集出荷場であった。
阿知須くりまさるは、甘みの強さとクリのようなほくほくとした食感が特徴。初日は約8㌧が持ち込まれ、大きさごとに段ボールに詰めてトラックで地元の「道の駅」などに運んだ。
今期はJA山口県阿知須露地野菜生産部会カボチャ生産組合(松﨑繁秋組合長)の生産者42人が約4㌶の畑で栽培し、月末までに約40トンの出荷を見込んでいる。
松﨑組合長(71)によると、例年よりも早い梅雨入りの影響で生育に遅れが出たが、途中天候に恵まれたこともあって平年並みの仕上がりという。「心を込めて育てた阿知須くりまさるを食べて元気になってもらいたい」と話していた。
10日から道の駅きららあじす、サンパーク阿知須で先行販売している。宇部、防府、徳山の3市を中心に出荷され、来週からスーパーにも並び始める。
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