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JAXA 今季初の大気球実験 変位計測装置を試験 大樹

放球前に最終確認が行われる大気球

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日早朝、大樹航空宇宙実験場(町多目的航空公園内)で、最大直径34メートルの気球(大気球)を用い、高精度変位計測装置の実証試験を行った。同装置に関しては初の実験で、上空での作動を確認するのが目的。大気球実験グループの福家英之グループ長は「雨や風の条件はぎりぎりだったが、予定通りのフライトでデータが取れた」と話している。

 JAXAでは4日、同場で今季初となる小型ゴム気球を使った太陽電池の実験を行った。大気球を使用した実験は今季初。

 今実験では巨大望遠鏡など大型構造物用の同装置が上空でも正常に機能するかを確認することが目的。測定用の構造物が入った同装置を気球に取り付け、飛行中に熱膨張で人為的に変形させた構造物を計測する。同装置の開発には早稲田大学などが携わっている。

 この日は午前0時ごろから約20人が作業を開始。周辺にもやが立ち込める中、大気球にヘリウムガスを充填(じゅうてん)し、午前3時33分に放球した。約75キロの機器を搭載した大気球は2時間7分後、高度29キロに達したところで水平浮遊状態になった。同5時58分に気球と機器を切り離し、同実験場の東方約30キロの太平洋上で回収した。

 JAXAでは今年度、残り3実験(いずれも大気球使用)を9月4日までに予定している。

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