エコキャンドルで竹灯籠をともす
エコキャンドルを使った竹灯籠に足を止める職員(市役所前で)
山陽小野田市は7日の夜、廃油で作ったエコキャンドル400個で竹灯籠をともし、ライトダウンを促す環境キャンペーンを市役所前で行った。温かな明かりが幻想的な光景をつくり出す中、不要な電気の消灯を呼び掛けた。 2008年の洞爺湖サミットが七夕の日に開催されたことを機に定められたクールアース・デー(7月7日)にちなんで、市環境課が初めて実施。天の川を見ながら、家庭や職場で地球環境の大切さを思い、温暖化対策の取り組みを進める日として設けられている。 エコキャンドルは、家庭の使用済み油を回収して市地球温暖化対策地域協議会(塩田賢二会長)が製作。油と、それを固める処理剤を混ぜて紙コップに入れ、点火部分となる、たこ糸を挿して作った。竹灯籠は、有帆竹灯会(坂野啓治会長)のメンバーが設置した。
この日は、天の川を見られる夜空ではなかったが、雨は降ることなく持ちこたえ、エコキャンドルに点火できた。午後8時から約2時間、竹灯籠を点灯。仕事を終えて帰宅する職員らが足を止め、温かな光に見入っていた。
同課環境保全係の縄田誠係長は「使わない電気は、小まめに消すなど、身近なところからCO2削減を心掛けてほしい」と話していた。
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