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スケートに「恩返し」 帯広南商高元監督の東出さん少年団創設

 帯広南商業高校スピードスケート部元監督の東出俊一さん(64)=帯広市在住=が、少年団チームの創設を計画している。自身を成長させてくれたスケートに恩返しをしたい気持ちを持っていたところ、昨季コロナ禍で頑張っている子どもたちの姿を見て、自分の経験を少しでも還元したいとの気持ちが強くなったという。週2~3回の活動を予定し、「他の競技の少年団活動や文化的な習い事をしている子も大歓迎。いろいろな考え方があって良いと思うが、幼いころは幅広い経験が大切。スケートの楽しさや喜び伝えたい」と力を込める。

スピードスケートの少年団創設を計画している東出俊一さん。「スケートの楽しさや喜びを伝えたい」と意気込んでいる

 東出さんは1956年、足寄町生まれ。中学生まで夏は野球、冬はスピードスケートに励んだ。5歳から始めたスピードスケートは、苫小牧工高でインターハイ5位、法大でインカレの5000メートルと1万メートルで優勝。教員1年目に旧ソ連(現ロシア)での国際大会出場を最後に競技を退き、指導者となった。

 社会科の教諭として士幌高などを経て、91年に帯広南商業高に赴任してスケート部を発足させた。同高時の教え子に、平昌五輪金メダルの高木菜那さん(日本電産サンキョー)と美帆さん(日体大職)姉妹や、酒井寧子さん(富士急)、小野寺優奈さん(同)らがいる。

 2017年3月に同高を定年退職。士幌町教委などを経て、昨年4月から帯広大谷高で社会科の講師を務める傍ら、帯広でのスケート大会にレフェリーなど、競技役員として関わっている。

 「優秀な選手に恵まれたおかげで、海外の大会や合宿、国内でも研修を数多く受けられた。科学的なトレーニングなど学べたものを地元でお返ししたい」と話す。1日2時間ほどの練習では、子どもの発育に合わせた基礎・基本を大切にするつもりだ。

 問い合わせ・申し込みは東出さん(090・1527・8747)へ。

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