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北羽新報社

農家も〝名演技〟 白神きゃべつを動画でPR

白神きゃべつのPR動画が完成。農家が〝名演技〟を見せる

 キャベツ、持ってきたど~!。JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)が、青果物の動画作りに励んでいる。コロナ禍で市場訪問活動ができない中、動画で消費者や市場に「白神ブランド」をPRすることが目的。昨秋のネギに続いて今年6月にはキャベツの動画が完成し、農家や役職員が“名演技”を織り交ぜて楽しげな内容に仕上げた。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開しているほか市場でも紹介。同JAは「生産者の思いを見てもらいたい」と意気込んでいる。

 同JAによると、役員や部会員などが青果物を首都圏の市場や量販店に売り込む活動が、新型コロナウイルスの影響で実施できずにいるという。
 代わりのPR手段として着目したのが動画作成。昨年秋にネギの動画をDVDにし、首都圏の各市場に配布して見てもらったほか、首都圏の量販店や地元スーパーの売り場でも流し、消費者にアピールした。
 第2弾がキャベツ。出荷最盛期直前に合わせ、5月下旬から6月上旬にかけて撮影。同市のリブウトアートワークが編集し、音楽や字幕を付けて消費者向け6分52秒、市場向け7分20秒の2種類を完成させた。
 動画はキャベツ畑の全景でスタート。塚本勝彦部会長が「甘くてシャキシャキの白神きゃべつの出荷が整いました。皆さんで食べてください」とあいさつし、部会員で手を振る。農家とJA職員のやりとりでは、方言を「○△□」の記号の字幕にしたり、農家の冗談で笑いを誘うほか、農家がトラックにキャベツを満載して集荷所を訪れ、「持ってきたど~!」「また持って来るど~!」と勢いよく声を張り上げる場面もある。
 現地検討会や目揃(めぞろ)い会、荷受け、役員の試食のシーンなども織り交ぜ、動画全体で「白神きゃべつ」のおいしさ、生産者と職員の熱意を伝えている。
 すでに首都圏の市場にはDVDを配布済みで、東京荏原青果の場内モニターで放映された。ネギもキャベツもYouTubeで公開中で、消費者にアピールしている。
 今後はミョウガを題材とし、出荷が始まったタイミングで撮影したい考え。さらに山ウドの動画も作る予定で、同JAは「2回目とあって動画作りに慣れてきた。生産者の思いと自信に満ちあふれた表情を見て、安心して購入してもらいたい」と話している。

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