秋名歩道橋にお絵描き 小学生20人、生き物や乗り物を色彩豊かに 龍郷町

舗装前の橋面にペンキで絵を描いた秋名小児童ら=6日、龍郷町秋名
鹿児島県龍郷町(奄美大島)の秋名川に開通する歩道橋で6日、近くの秋名小学校(平田郁夫校長)の児童20人が舗装前の橋面にペンキで絵を描いた。白いコンクリート面は、色彩豊かな生き物や乗り物、言葉などでいっぱいに。青空の下、楽しむ児童らの笑顔も広がった。
橋は長さ約29メートル、幅約2メートル。県総合流域防災事業の一環で、河川改修に伴い架け替えた。お絵描き行事は、工事を請け負うコーアツ工業が県に提案。児童らの絵で埋め尽くされた橋面は同日、上空からドローン(小型無人機)で記念撮影した。
児童の一人は「広くてたくさん描けて楽しかった」と笑顔。絵は今後、上からアスファルトで舗装されて見えなくなる。同社現場代理人の今村峰人さん(46)は「描いた絵を思い出しながら、毎日渡ってくれたらうれしい」と語った。
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