全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

釧路新聞社

出前授業、エゾシカ肉おいしいね【釧路】

エゾシカのメンチカツを味わう児童たち

地産地消の重要性やエゾシカ肉の有効活用への理解を深めてもらう出前授業が6日、釧路市立芦野小学校(千葉徹校長、児童数385人)が行われた。5年生70人が、座学と調理実習でエゾシカ肉の優れた栄養価などを学んだ。

 同授業は、生産者や流通業者、支援団体で構成する「地産地消くしろネットワーク」の主催で、市産業推進室、地場産品普及推進員の中井咲絵さんと調理師で管理栄養士の加徳良太さんが講師を務めた。  はじめに、中井さんが2019年度の統計では、エゾシカが道内約67万頭生息し、このうち道東に約31万頭がいると推定されることや、全道で農業被害が約38億円に達していることなどを紹介。有効活用や環境保全策の一つが食べることで、森や釧路湿原を守ることにつながると説いた。

 続いて児童たちは阿寒産エゾシカ肉を使用したメンチカツ作りに挑戦。加徳さんから中心部までしっかり熱を通るまで揚げるなどの調理法を学び、協力して油のはねに気を付けながらじっくりメンチカツを揚げ、出来たてを味わった。最後に加徳さんは高タンパクで鉄分を多く含み、脂質が少ないなどエゾシカの栄養価を紹介した。  須藤里鈴さんは「教えてもらいながらみんなで協力して楽しかった。メンチカツはおいしかった」と笑顔を見せた。  

関連記事

紀伊民報社

ミカン収穫をお手伝い 学生が住民と交流、「地域のファン」に

 温州ミカンの収穫が続く中、和歌山県田辺市上秋津のミカン農家の畑で、県の内外から来る学生らが収穫作業を手伝っている。住民と行動を共にし、地域のファンになる学生もいる。  上秋津地域では毎年、農林...

空港からメリークリスマス JALベルスターが演奏 新千歳

日本航空(JAL)の客室乗務員によるミュージックベルチーム「JALベルスター2023」が11月30日、新千歳空港国内線ターミナルビルのセンタープラザでクリスマスコンサートを開いた。新千歳では9年ぶ...

荘内日報社

市街地に師走告げる音 出羽三山神社 「松の勧進」

 師走の訪れを告げる出羽三山神社(阿部良一宮司)の「松の勧進」が1日、鶴岡市の旧市内で始まった。大みそかから元日にかけて羽黒山頂で行われる勇壮な火祭り「松例祭」=国指定重要無形民俗文化財=の浄財を集...

闇に輝く人工雪 オープンへ着々 上士幌・ぬかびらスキー場

 本格的な冬が到来し、上士幌町のぬかびら源泉郷スキー場では、人工降雪機を使った人工雪作りが行われている。散布された人工雪がゲレンデを白く染め、24日に予定するオープンに向けて急ピッチで整備が進ん...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク