全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

「畑さんぽ」注目集める 「メロン畑編」人気事業に 子どもへの 食育にも 安平

安平町内の農家を訪ね、生産現場などを見学するあびら観光協会のグリーンツーリズム事業の一つ「畑さんぽ」が町内外から注目され始めた。中でもまちの特産品「アサヒメロン」について学びを深める「メロン畑編」は、初回の4日に昨年の3倍以上に当たる17人が参加。2回目の8月1日もすでに10人以上の申し込みがあり、人気事業になっていきそうだ。

食べごろを迎えたアサヒメロンを試食する家族連れ

 畑さんぽは、農家の協力で普段は立ち入ることができない畑の中を、生産者の案内で見て回る企画。4日は町内や苫小牧、千歳、札幌市から昨年の5人を大幅に上回る家族連れが参加し、追分旭でメロンを栽培する安井農場を見学した。

 ガイドを務めたのは、追分アサヒメロン組合の組合長、安井貴志さん(50)。ハウス内を巡って種まきから収穫までの流れやおいしいメロンを収穫するこつなどについて解説。地道な作業が続くことなど、苦労話も伝えた。

 集出荷場では、現場で行われている厳選な検査についてレクチャーし、収穫から5日ほどがたった食べごろのメロンの試食を行った。果汁たっぷりのメロンに、参加者から思わず笑みがこぼれた。千歳市から子ども3人を連れて参加した大倉由美子さん(37)は「もともと関東から来たのですが、畑に入るのは初めて。こういう経験ができて良かった」と振り返り、「メロンは好きだし、子どもにもメロンをたくさん食べさせることができました」と喜んだ。

 安井さんは「組合として昨年から協力している事業だが、ただお店で買って食べるのと、生産者の仕事の内容を知って食べるのとでは、感じ方が少し違ってくるのでは。子どもへの食育につながり、親も理解を深め、子どもたちに伝えてもらえたら」と目を細めていた。

 畑さんぽ・メロン畑編は8月1日にも開催。詳細は観光協会ホームページなどで紹介している。問い合わせは同協会 電話0145(29)7733。

関連記事

紀伊民報社

「持ち帰らないで」 外来生物オオキンケイギク

 特定外来生物のオオキンケイギク(キク科)が、和歌山県紀南地方の河川敷や道路沿いなどで鮮やかな黄色の花を咲かせている。取り扱いには注意が必要で、栽培や運搬、販売、野外に放つことなどが外来生物法で...

荘内日報社

羽黒山中腹・南谷“芭蕉ゆかりの地”きれいに 羽黒小伝統の清掃奉仕 史跡整える

 松尾芭蕉が「奥の細道」で1週間滞在した鶴岡市の羽黒山中腹にある南谷で21日、地元・羽黒小学校(八渡宗一郎校長)の子どもたちが伝統の清掃奉仕を繰り広げた。熊手を使ってスギの枯れ葉を集め“芭蕉ゆかりの地”...

ホワイトアスパラ無償提供 音更・竹中農場が帯広の仏料理店へ 恩人に感謝

 音更町の竹中農場(竹中章代表)は、農場で収穫するホワイトアスパラガスを、フランス料理店「メゾン・ド・ルミエール」(帯広市西8南14、奥村彰教オーナーシェフ)に無償提供、同店で23日からホワイトア...

宇部日報社

「日本一学生が活躍するまちづくり」始動 若者の視点で施策吟味【宇部】

 宇部市は21日、学生と一緒に市の事業を企画・提案する「日本一学生が活躍するまちづくりワークショップ」の第1回を山口大工学部の「志イノベーション道場」で開催した。公募に応じた県内の学生43人が...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク