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北羽新報社

街に伝統の七夕ばやし 能代で笛講習会 子どもたち真剣

七夕笛講習会が始まり、練習に励む子どもたち(能代市上町のけやき公園で)

 能代市の能代七夕正流会(佐々木芳十三会長)の「七夕笛講習会」が3日、同市上町のけやき公園で始まった。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止しているため2年ぶりの開催で、参加した子どもたちは会員から演奏のこつを学びながら技術向上に励み、街なかにはやしを響かせている。
 講習会は、能代七夕の伝統と継承を図るとともに、魅力を市民らに伝えようと、同公園や市役所さくら庭で毎年開いている。昨年は新型ウイルスの影響で見送ったが、今年は少しでも地域を盛り上げようと感染対策を徹底して開催する。
 今年の日程は3日から28日までの毎週水、土曜日の全8回を予定。さらに、8月1日には練習の成果を披露する機会として市役所さくら庭などで同会主催の能代七夕まつりを開催し、七夕ばやしの演奏や城郭小若灯籠運行などを行う。
 初日は約30人が参加。前半は会員5人が個別に指の押さえ方などの基本を指導、後半は太鼓に合わせて演奏の練習を行ったほか、幼児用の太鼓も用意し、体験を楽しむ子どもたちの姿が見られた。同公園周辺にははやしが響き渡り、住民たちに七夕の雰囲気を感じさせていた。
 佐藤志さん(渟西小5年)は「七夕の笛の演奏は楽しく、夏が来たという感じがする。練習を頑張り、能代七夕まつりにも参加したい」と語った。
 佐々木会長は「こういう状況だからこそ、地域を盛り上げていきたい。講習会で笛と太鼓の音色を響かせることで、地域住民たちに元気になってもらえたら」と話していた。

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