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荘内日報社

人気のふるさと応援便再び(出羽商工会) 帰省できない地元出身者らに送る 利用しやすいメニューとシステム、7月1日開始

 出羽商工会(本所・鶴岡市大山、上野隆一会長)は7月1日(木)から、「出羽ふるさと応援便」の受け付けを開始する。地元の特産品を、同商工会が送料を負担して宅配するシステムで、昨年度に新型コロナウイルス対策で始め好評だったことから、本年度はより利用しやすいメニューとシステムにし、2000セットの取り扱いを目指す。

2年目となった出羽商工会の「出羽ふるさと応援便」のチラシ

 新型コロナで消費が落ち込む中、お盆や正月に帰省できない県外の地元出身者らをターゲットに、会員事業所の製品を送るもの。送料やチラシ制作など宣伝費は同商工会が負担するため、各事業所、利用者双方にメリットがある。昨年度は3000円と5000円の2種の金額枠で地域ごとの特産品詰め合わせを中心に販売。首都圏の古里会などを通じて利用を呼び掛け、当初の目標700セットに対し、2倍以上の1562セットを扱った。

 2年目の本年度は、夏、秋・冬、正月と3回実施の予定。第1弾は7月1日から9月30日(木)までの3カ月間、22種を扱う。金額は昨年度に利用が多かったお手頃価格の3000円(税込み)に統一し、より幅広い事業者が参加できるよう単品メニューを増やした。

 主なメニューは、庄内米3種セット(つや姫、コシヒカリ、雪若丸各2キロ)、アンデスメロンセット(メロン2玉としなべきうり、ぜんご漬など)、だだちゃ豆セット(豆2キロと北前塩)、海の幸ギフトセット(タイやホッケの干物、アカモク、ホタルイカ沖漬)、朝日のうまいものセット(笹巻き、あん入りとち餅、山ぶどうジャムなど)、生麺セット(麦切り、中華そばなど)、地酒の飲み比べセットなど。

 担当の伊藤司西部センター長は「昨年は、ふるさとに帰りたくても帰れない県外在住者のほか、地元在住者が県外の親戚や知人に送るパターンも多かった。今年はより利用しやすいメニューとシステムにしたので、たくさん利用してほしい」としている。

 申し込みは、郵便局に備え付けの払込取扱票に必要事項を記入し送金する方法(送金手数料は各自負担)に加え、新たにインターネットのショッピングサイト=https://furusatoouen.shopselect.net/=から行う方法(送金手数料は無料)も導入した。チラシは同商工会本・支所に置いている。問い合わせは同商工会=電0235(33)2117=へ

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