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帯広第一病院クラスター終息 英国変異株が猛威 感染91人

クラスターを振り返り取材に答える山並院長

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した帯広第一病院の山並秀章院長は30日、十勝毎日新聞社などの取材に応じ、前日に終息した院内の集団感染を振り返った。感染者は91人(患者76人、職員15人)に上り、管内の医療機関で発生したクラスターでは最大。英国由来のアルファ株による変異株クラスターで、感染力の強さが院内での拡大につながったと話した。

 道は29日、クラスターに伴う濃厚接触者の健康観察期間を終え、認定から1カ月余りで一連の感染が終息したと判断した。

 山並院長は終息を一つの区切りとしながらも、患者に複数の死者が出たことを受け、「心からご冥福をお祈りしたい。院内で総括し、早い段階でご遺族にも説明の機会をつくりたい」と話した。

 同病院は5月24日に職員2人の感染が判明。感染拡大が分かり、道は27日にクラスター認定した。陽性者には5月中旬から発熱症状が出ていた患者もいて、早い段階で感染が広まったとみられる。既に退院した患者も検査した結果、8人が陽性と分かり、患者の感染は合計で76人となった。

 入院時の検査で新型コロナの陰性確認をした上で受け入れてきたが、山並院長は「どこからか入り込んだ可能性がある。(入院時の)最初の検査だけで安心していた部分があった。コロナが恐ろしいのは発症が分かったときは既に広がっていること」と語った。

 クラスターの経験を受けて、今後は発熱を確認した入院患者にはPCR検査を徹底し、早期発見を図る。入院時のPCR検査で陰性でも、CT検査で肺炎の兆候があれば一時隔離するなどの対応を検討する。

 21日から外来の予約診療を再開したが、新規の診療や2次救急の受け入れなど本格的な再開は7月12日を予定。山並院長は「今回の反省点を踏まえて、7月12日までに細かな運用や打てる対策を決めていきたい」としている。

「ワクチン効果あり」 接種者陽性率低く
 帯広第一病院では、新型コロナウイルスのワクチン接種を終えていた職員からも感染者が出た。ただ陽性率は未接種者よりも低く、同病院は「ワクチン効果があった」としている。

 同病院では400人余りいる職員のうち、持病を持つ職員などを除く9割が、医療従事者等の接種枠で3月末までにファイザー製のワクチンを打った。今回のクラスターで感染した職員15人のうち接種者は9人、未接種者は6人。患者で感染した76人に比べて少なかった結果に、同病院の山並秀章院長は「今までのクラスターでは職員と患者が同数程度だったが、職員の感染が抑えられたのはワクチン効果だと思う」と分析した。

 その後、職員の接種率は100%に近づいたが、より感染力の強い変異株の広がりを警戒。山並院長は「外来・病棟職員は口と目、鼻を守る予防策を強化する」と語った。

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