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夜間避難教訓に 寒さ対応防災グッズ (鶴岡市の湯野浜社協) 保温効果あるアルミシート配布

 鶴岡市の湯野浜地区社会福祉協議会は25―27日の3日間、防災グッズとして保温効果があるアルミシートを地区内の全約420世帯に配布している。2019年6月の山形県沖地震で住民が夜間に避難した教訓を踏まえたもので、同協議会の小野隆会長(66)は「有事に活用するとともに、日頃から備える意識付けにもなれば」と期待している。

住民にアルミシートを配布、保温効果を体験してもらう小野会長(左)=25日

 一昨年の6月18日午後10時22分に発生した山形県沖地震は、マグニチュード(M)6・7、鶴岡市温海川では震度6弱を観測、同10時24分には本県沿岸などに津波注意報が発令された。小野会長によると、湯野浜地区では住民約1030人の約3分の1に相当する約350人が高台のホテルや路上に避難し、19日午前1時2分に津波注意報が解除されても、多くが同3時ごろまでその場にとどまった。毛布を提供したホテルもあったが、屋外に避難した人たちは着の身着のまま、寒さに耐えながら不安な夜を過ごしたという。

 今回のグッズ配布はこの時の教訓を踏まえたもの。保温効果があるアルミシート(2・13メートル×1・37メートル)を、一人暮らし世帯には1枚、2人以上の世帯には2枚、合わせて約420世帯に約800枚を配る。予算は約10万円で、大半は赤い羽根共同募金の配分金を充てる。配布役は同協議会役員と住民有志、延べ約40人。高齢者の見守り活動を兼ね、新型コロナウイルスのワクチン接種の予約状況などを確認しながら各戸を回った。

 初日の25日は、協議会役員ら7人が60世帯を回り、「薄いけど温かいので、玄関などに置き、避難するときは持っていって」と説明し、一部住民にはシートを身に着ける実演も行いながら配布した。

 佐藤光男さん(81)=下川=は「一昨年の地震では自分も避難したので、こういうものがあると助かる。災害はいつ来るか分からないので備えておきたい」、稲村喜美さん(85)=湯野浜一丁目=は「新潟地震(1964年)の時も津波は来た。こういうものを家に置くのは良いこと。逃げるときに持っていきたい」と話した。小野会長は「東日本大震災で防災意識が高まり、一昨年の地震でさらに防災は身近なものになった。配布したグッズを実際に活用してもらうだけでなく、配布を通じ、日頃からの備えが大切という意識を高めてもらえれば」と話した。

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