海辺の環境問題について学ぶ【浜中】

海岸のごみを拾い集める児童ら(浜中町立散布小学校提供)
町立(大和洋一校長、児童23人)の全校児童が24日、藻散布海岸でごみ拾いや海洋生物観察を行い、地域の自然環境や海洋プラスチックごみについて理解を深めた。同校は2019年度から、道教育委員会の海洋教育パイオニアスクールプログラム実践校の指定を受け、地域の水産業や環境問題について学んでいる。
今回は「海辺のごみについて考えよう!」がテーマ。霧多布湿原センター職員とAmamo Works(アマモワークス)の河内直子代表が講師を務めた。児童は海岸に漂着した漁具やペットボトルを拾い集めた後、ごみを自然の物と人工物に分別した。さらに土に返らないものを分けると、多くがプラスチック製品となった。
海岸ではカニやゴカイ、小魚など多様な生物も観察した。梅津花(か)凪(な)さん(5年)は「ごみはペットボトルが多く、外国から来ているものもあり、海はつながっていると思った。観察ではクリガニの子や稚魚がたくさんいて、海の保育園みたいだった」と話していた。
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