全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

北羽新報社

今年も「うめよ」 三種町琴丘地域で特産の梅収穫始まる

梅の収穫が盛んに行われている(三種町の金仏梅公園で)

 三種町琴丘地域で、特産・梅の収穫が始まった。生産者らは良質な梅を消費者に届けようと、日々もぎ取りに励んでいる。収穫後は選別を進め、〝梅の里〟に活気が漂い始めている。来月3日には同町鹿渡の金仏梅公園でのもぎ取り販売が始まるほか、3、4日には道の駅ことおかで「ソラマメ・梅まつり」もあり、消費者の関心を集めそうだ。
 梅の栽培は、稲作との複合経営を図ろうと旧琴丘町時代から振興された。高齢化が進んで産地の規模は縮小し、JA秋田やまもとによると町農業公社を含めて7人・団体が7・7㌶で生産に励んでいる。
 冬のせん定を皮切りに病害虫防除や摘果など管理作業を行い、今が収穫期。このうち5・3㌶の敷地に「藤五郎」や「越の梅」など約2千本もの梅が植栽され、県内屈指の梅公園とされる金仏梅公園では23日に収穫を開始した。
 町農業公社の男性作業員が作業に臨み、鈴なりに実った果実を収穫。慣れた手つきで進め、次々とかごを梅でいっぱいにしている。収穫後は同町鹿渡にある同JAの旧野菜センターに運び、女性たちが選別作業を実施。心地よい酸味をまとった果実が施設内にあふれている。
 同JAによると、4月の低温の影響を引きずって収量が少なく、小振りな傾向があるという。24日から収穫を開始した上岩川の熊谷隆雄さん(72)は「実の付きが悪いが、味はいつも通りだと思う」と話した。
 町農業公社は来月3~5日に金仏梅公園で梅のもぎ取り販売を実施。また、同JA野菜果樹部会は3、4日に道の駅ことおかで「ソラマメ・梅まつり」を開催し、詰め放題などを提供する。琴丘ならではの梅でジャムや梅漬けなどを作ろうという住民でにぎわいを見せそうだ。

関連記事

宇部日報社

市長賞に花園自治会、春の花壇コンクール、特別賞や最優秀賞決まる【宇部】

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞には東岐波の国道190号沿いの花壇を彩った花園自治会(伊藤昌洋会長)が輝いた。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市...

紀伊民報社

南高梅が不作 平年の3割弱 梅の着果調査

 JAや日高振興局などでつくる「日高果樹技術者協議会」は19日、和歌山県の御坊・日高の4市町で実施した本年産南高梅の着果調査結果を発表した。主産地であるみなべ町と印南町の着果数は、過去10年平均...

苫小牧市ロゴマーク制定記念 22日に切手シート発売

日本郵便北海道支社は22日から、苫小牧市のロゴマーク制定を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始める。84円切手10枚から成るシートで1枚は市のロゴマーク、残り9枚はとまチョップが樽前山山頂に登...

荘内日報社

龍神様とご縁を結ぶ 善寳寺 「辰歳御縁年記念企画」始まる

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺で12年に1度の「辰歳(たつどし)御縁年記念企画」が始まった。本堂で祈祷を受けた後、奥の院・龍王殿を拝観し「龍神様」とご縁を結ぶ。このほか国の重要文化財に指定されている絵画「...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク