山大病院に「感謝のエール弁当」 飲食業組合宇部支部【宇部】

松永副病院長と原田看護部長に弁当を届けた明徳支部長(左から2人目)ら(山口大医学部付属病院で)
県飲食業生活衛生同業組合宇部支部(明徳親典支部長、200店舗)は17日、山口大医学部付属病院に「感謝のエール弁当」535食を届けた。
同組合(青木光海理事長)が2月から県内で実施している取り組みの一環で、宇部支部で届けるのは2月の宇部興産中央病院に続き2回目。今回は支部内の10店舗が作った。暑い時期なので生ものを使うのは避け、スタミナが付くメニューにした。包み紙には医療従事者への応援メッセージを記した。
病院への搬入は組合役員ら6人が行い、明徳支部長と藤谷幸司副支部長が、松永和人副病院長と原田美佐看護部長に手渡した。
原田看護部長は「コロナ対応が始まってから1年半がたったが、看護師を含めた医療従事者は、日々緊張感を持ち、不安と隣り合わせの中で働いている。弁当には、手書きのメッセージが入っており、看護師らの心にすごく響くと思う」と感謝。松永副病院長は「われわれが改めて多くの人に支えていただいていることに感謝し、皆さんの気持ちを励みにして頑張っていきたい」と述べた。
明徳支部長は「コロナで私たちも苦しい状況だが、できることを前向きにしていきたい。医療関係者と共にコロナに打ち勝つよう頑張りたい」と語った。
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