全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

稲作の田んぼにアイガモ放鳥 伊那市高遠小5年生

育てたアイガモを水田に放す高遠小の児童たち

 無農薬で米を作る「アイガモ農法」を学ぼうと、伊那市高遠小学校の5年生は17日、卵から育てたアイガモ15羽を学校近くの田んぼに放った。出穂まで害虫や雑草を食べてもらう試み。児童34人は苗の間を泳ぎ回る愛くるしい姿を見守り、「頑張って」とエール。たくさんの稲穂が実るように、ひなたちの活躍に期待した。

 総合学習の一環で、児童は育てた米や野菜を使うメニュー作りを企画し、アイガモ農法を提案。5月下旬に卵を温めてふ化にも成功した。

 ひなは体長約20センチに成長。田んぼで「ぴぃぴぃ」と鳴き声を上げ、身を寄せ合って動き回った。すぐに雑草をついばんだり、足で泥をかき回したりして仕事ぶりを披露。学級長の児童(10)は「カモと一緒に安全でおいしいお米を育てたい。元気に働いてくれたら」と話した。

 水田は広さ約7アールで、害獣よけの網を周囲に設置。夜間に外敵から襲われないように、毎朝田に放ち、夕方に引き上げて学校に連れ帰るという。

 成鳥になると稲穂を食すため、役目を終えるアイガモ。子どもたちは命をいただくことも選択肢に入れ、話し合いを重ねていく。担任の宇津大地教諭(41)は「自然の恩恵に触れながら、食べていた物が一つの命だと感じてもらえたらいい」と強く願っている。

関連記事

長野日報社

上諏訪温泉の23年度宿泊客 コロナ前の8割まで回復 長野県

諏訪湖温泉旅館組合(長野県諏訪市)加盟14施設の2023年度の宿泊者数は延べ35万1478人となり、新型コロナ感染拡大前の8割程度まで回復したことが26日、同組合への取材で分かった。新型コロナ...

北羽新報社

八峰町の「輝サーモン」水揚げ 秋田県内のスーパーなどで販売

 八峰町の岩館漁港でトラウトサーモン「輝(かがやき)サーモン」の養殖を行う八水(菊地陽一社長)は26日、今年1回目の水揚げを行った。約1500匹のうち9割超の約1400匹が生存し、この日は約30...

北羽新報社

中国木材能代工場で乾燥設備の運転始まる

 能代市扇田の能代工業団地で建設が進む中国木材能代工場で、加工した用材の水分を抜く乾燥設備の運転が始まった。蒸気を使って木の含水率を一定水準まで下げる作業で、品質を左右する重要な工程。寒冷地で...

長篠城址史跡保存館60周年で御城印販売 新城市

 新城市は、長篠城址史跡保存館の開館60周年記念の御城印と、「長篠・設楽原の戦い戦後450周年記念」のグッズ3点を27日から販売する。  保存館は1964年に開館。今回は節目を迎えたのを記念して特別...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク