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出羽三山神社「丑の日」から新たなイベント 羽黒山「石段詣」

 出羽三山神社は、「丑(うし)の日」の22日から新たな取り組みとして羽黒山の「石段詣(いしだんもうで)」を始める。魔性がとりつかないよう結界を意味する「注連(しめ)」を首に掛けて随神門から山頂まで2446段(約1・7㌔)を歩き恋愛運や健康運、学業成就などを祈る。

 現世の幸せを願う羽黒山、死後の安楽と往生を祈る月山、生まれ変わりの湯殿山と、出羽三山への参拝は古くから現在・過去・未来を巡る「生まれ変わりの旅」として民衆の間に広まった。

 石段詣は、かつての参拝の姿を再現。今の自分と向き合い、過去を洗い流して未来を見つめる機会にしてもらおうと出羽三山神社が観光振興を担う「DEGAM(デガム)鶴岡ツーリズムビューロー」の協力を得、12年に1度の「丑歳御縁年」に合わせて始めることにした。

 本番を前に17日、観光客をもてなす側の鶴岡市の湯野浜、あつみ、湯田川、由良の4つの温泉旅館関係者を招いて「実際に石段詣をしてもらおう」という試みが行われ、温泉旅館の従業員や羽黒町観光協会のメンバー合わせて52人が「注連」を掛けて石段を歩いた。途中、二の坂茶屋で名物の「力餅」を食べて休んだり、注連に結んだ「縁紐(えにしひも)」に願いを掛けて縁結びの神様「埴山姫(はにやまひめ)神社」を参拝するなどした。

「注連」を掛けて石段詣を体験する参加者

 出羽三山神社の担当者は「石段を歩きながら五感を研ぎ澄ます大切さや自然の中で生かされていることに感謝してもらえれば。古(いにしえ)の出羽三山詣を体感してほしい」と話していた。

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