「黄金ガエル」に変身 飼育中の白いオタマジャクシ

黄色のアマガエルと通常の緑色のアマガエル(右)
和歌山県上富田町岩田のはまゆう支援学校中学部の生徒らが飼育していた白いオタマジャクシ9匹が、黄色のアマガエルに〝変身〟した。県立自然博物館(海南市)によると、これらはアルビノ個体で、複数同時に採捕されるのは珍しいという。生徒たちは「黄金ガエルになった」と喜び、成長を見守っている。
中学部が取り組む農作業の授業にゲストティーチャーとして参加している地元住民が5月下旬、所有する上富田町岡の田んぼで白いオタマジャクシ9匹を発見。「珍しいので生徒たちに見せてあげたい」と、通常の黒いオタマジャクシ1匹とともに学校に届けてくれた。田んぼで発見した時、白い9匹は同じ場所に集まっていたという。
中学部の教室で生徒や教員が世話をしている。飼育を始めてから約2週間でしっぽがなくなり、完全なアマガエルになった。いまは全長約2センチ。
通常のアマガエルは黒、青、黄色の色素が合わさって緑色に見える。黄色のアマガエルは黒色の色素がない「アルビノ」。遺伝的な変異で、目は赤や黄色になる。県立自然博物館の学芸員は「アルビノ自体が珍しく、今回のような複数同時の採捕はほとんど例がないのでは」と話している。
中学部クラスを担任する山田貴大教諭(26)によると、生徒たちは白いオタマジャクシがどんどんカエルの姿になっていく様子を「どんな色になるかな」と、わくわくしながら見守っていたという。
しばらくは教室で飼育を続ける。山田教諭は「カエルは生徒たちにとって、世話をする気持ちが芽生えたり、心が和んだりする大切な存在になっている。みんな元気に育ってほしい」と話している。
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