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荘内日報社

甘味十分 庄内産メロンで盛り返し 丸果庄内青果で初競り 1ケース5万円の高値 生産者にエール

 庄内産アンデスメロンが地元市場に出回るようになり10日、三川町の公設庄内青果物地方卸売市場の丸果庄内青果(佐藤玲子社長)で初競りが行われた。5月の日照不足の影響で小玉傾向だが、コロナ禍の影響を受ける生産者らを励ましたいと、3L4玉1ケースが5万円という破格の高値で競り落とされた。

3L4玉で5万円の高値が付いた庄内産アンデスメロン

 この日入荷したのは、三川町成田新田の成沢秀雄さん(71)のハウス物の約20ケース(1ケース約5キロ)。成沢さんによると、5月の日照不足の影響で玉伸びが抑えられ小玉傾向だが、今月の好天で盛り返し、糖度は16―17度と高く、甘味は十分という。

 この日午前7時半から行われた初競りには地元の青果店の買受人らが詰め掛け、次々に競り落とした。1ケース5万円と丸果としては最高値で競り落とした遊佐町菅里の「鈴木青果」の鈴木孝三郎会長(75)は「サクランボが霜などで駄目なので、メロンで盛り返したい。コロナで飲食店などの需要が減り、生産者に頑張ってほしいという思いも込めた」と話した。

 丸果の飯野崇果実部統括部長によると、今年の庄内産メロンは全般的に小玉傾向ながら、糖度は高い。生育は例年より3日から1週間ほど早く進んでいる。ハウス物は今月末がピーク、その後、露地物も出て、来月いっぱいまで出荷は続く。

大勢の買受人が訪れた庄内産メロンの初競り

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