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散歩中にマンネンタケ、市街地では「珍しい」 苫小牧

サルノコシカケの仲間で、漢方の生薬「霊芝(れいし)」の名で知られるマンネンタケの株が7日、苫小牧市内中心部で見つかった。キノコの鑑定を手掛ける胆振きのこ菌友会によると、幼菌で、最近発生したものとみられる。同会事務局長の北村益美さん(73)は「市街地で、勢いのある大きな株が見られること自体が非常に珍しい」と驚く。

苫小牧市内中心部で見つかったマンネンタケ

 苫小牧民報に情報を寄せたのは、市内日吉町の徳田幸次郎さん(74)。7日午後、中心市街地を散歩中、道端の切り株に「見たことのない巨大なキノコ」が生えているのを発見し、「シメジやアミガサタケは知っていたが、奇妙な形状なので気になった」と振り返る。

 8日午前、同会の北村さんとサルノコシカケ科のキノコに詳しい市内見山町の高橋浩さん(70)が現場を訪れ、ズミの切り株に生えていることや色、形状などから、マンネンタケと断定した。現在、栽培法が確立されているが、道内の市街地で天然株が見られるのは珍しいという。

 マンネンタケは門出茸(かどでたけ)、幸茸(さいわいたけ)といった異名を持つ縁起物。長寿の妙薬、健康食品として扱われることもある。

 北村さんは「コロナ下にあって、久しぶりに明るい話題に触れた思い。もし見つけても触らず、温かく見守ってほしい」と呼び掛けている。

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