子どもたちが古典芸能披露 山口

来場者を楽しませた創作狂言(野田神社能楽堂で)
第11回山寺コンサートは5日、山口市天花1丁目の野田神社能楽堂で開かれた。地元の小・中学生、県立大生による鷺流狂言、雅楽演奏などが披露され、集まった人たちを古典芸能の世界にいざなった。
室町時代から江戸時代末期まで続いた興隆寺(大内氷上)の祭り「二月会(にがつえ)」の再興、同寺の妙見社の修復を目指し、市民有志でつくる実行委員会(米本太郎委員長)が2009年から始めた催し。19年の10回で一区切りとしていたが、文化の継承、PRを目的に2年ぶりに復活させた。
米本委員長が指導する狂言教室の子どもたちは「物まね」「不毒(ぶす)」「神鳴り」を演じた。言葉遣いは難しいものの、主と家来、雷と医者の軽妙なやりとりに、会場はたびたび笑いに包まれた。
雅楽演奏に続いて、県立大芸能サークル「結―Yui―」作の創作狂言「南北昇降」が上演された。コロナ禍で思うように活動できず、人前で披露するのは初めてだったが、大学や地元の銘菓ういろうを取り入れた内容、酒に酔った家来の予想外の振る舞いなどで大いに楽しませた。
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