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北羽新報社

能代うどんの製法でパスタ「ノシロチーネ」発売

ノシロチーネを手に取る鍋谷社長

 能代市落合のなべや製麺(鍋谷暁代表取締役社長)が、能代うどんの製法を生かしたパスタ「ノシロチーネ」を発売した。ソースが絡みやすいフェットチーネ風の平打ち麺で、同社や道の駅ふたついでプレ販売中。市内の飲食店ではメニューに取り入れようとする動きもあり、同社は「能代の新しい名物にしながら、能代うどんの知名度も上げていきたい」としている。
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要の中、スーパーでパスタの需要が高まったことなどを踏まえて開発。試行錯誤を重ね、自社製造のパスタを完成させた。
 デュラム小麦粉を100%使用。小麦粉をミキサーにかけて食塩水を混ぜて生地を作った後、薄く伸ばして細く切り、木の棒に掛けて乾燥させて製造する。
 能代うどんと同じ製法だが、生地の熟成時間を長めに確保し、うどんを思わせるようなモチモチした食感を生み出したほか、豊かな香りも特徴。フェットチーネ風の平打ち麺で、断面は1・3㍉×2㍉、長さは23㌢。ソースに絡みやすく、オリーブオイルをメインにしたパスタやクリーム系のパスタに使うのがお薦め。
 インターネットで名称の投票を受け付けたところ、「ノシロチーネ」が最多だった。1袋(200㌘入り、2人前)で税込み350円。今月から同社と道の駅ふたついで先行発売し、7月中には市内の各スーパーで購入できるようにしたい考えという。
 一方、ノシロチーネをメニューに取り入れようと、複数の飲食店から引き合いがある。能代うどんは従来、居酒屋などに需要があったが、ノシロチーネはカフェや多国籍料理の店などが関心を寄せている。
 「市内の飲食店に興味を持ってもらいたい。使いたいという声が本当にありがたい」と鍋谷社長。ノシロチーネという名称を踏まえ「能代にこだわったネーミング。能代の新しい名物にするとともに、パスタをきっかけに能代うどんの知名度も上げたい。多くの人に食べてもらいたい」と話している。

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