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夜間・休日急病センター20年度利用前年の半数に コロナ禍で受診控え顕著 インフル患者ほぼゼロ

苫小牧市夜間・休日急病センター(旭町)の2020年度受け入れ患者数が、前年度と比べて半減したことが、運営する一般財団法人ハスカッププラザ(同)のまとめで分かった。コロナ禍での受診控えが影響したとみられる。

20年度の受け入れ患者数が半減した苫小牧市夜間・休日急病センター

 同センターは、急な発熱、腹痛など比較的軽度、軽症の患者の応急処置を行い、医師が重症と判断した場合は市立病院や王子総合病院へ患者を転送する。

 20年度の受け入れ患者数は7704人で、前年度から52・2%も減少した。例年、秋から冬にかけてのインフルエンザ流行時期には3000~4000人程度の患者が受診するが、20年度はインフルエンザ患者がほぼゼロ。さらに、コロナの感染リスクを恐れた人が受診を控えたとみられ、利用が激減した。

 同財団の担当者は「過去10年で、ここまで患者が減った年はなかった」と話す。同じく財団が運営する苫小牧呼吸器内科クリニック(双葉町)でも患者数が約1万5000人と、前年度より3000人ほど減少したといい、「市民が安心して来院できるよう、できる限りの感染対策をしていきたい」と改めて対策を徹底する考えを示した。

 一方、市保健センター(旭町)の20年度の健診受診率は、前年度に比べ微増した。内訳は、人間ドックなど総合健診の受診者が1万9257人で前年度比2・1%増、一般健診は3万4102人で同4・2%増となった。健診の契約企業が8社増加したことが要因。特定健診も同2・1%増の2545人だった。

 市が国保加入者を対象に実施する「タダとく健診」にがん検診を加えた効果もあり、各種がん検診も同2・1%増の計7436人となった。

 同センターは「巡回健診で(契約企業の)皆さんが感染予防対策に協力してくれ、健診率が維持できている」と話している。

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