本山小が「海の学習」でサンドアート 山陽小野田
アマビエのサンドアートを作った児童(きららビーチ焼野で)
本山小(長尾誠治校長、150人)の「海の学習」は4日、山陽小野田市のきららビーチ焼野であり、サンドアート(砂の彫刻)を制作したり、カサゴの稚魚を放流したりして自然と触れ合った。 自然豊かな焼野海岸を学習素材に取り組んでいる伝統行事。サンドアート作りでは1~6年生が14の縦割り班に分かれ、あらかじめ考えていたテーマで挑んだ。 海にちなみ大きなクジラ、カメ、スイカを口先で回すアザラシなどを制作。スイカを黒い石と海藻で表現した凝った作品も。新型コロナの収束を祈って疫病を封じ込める妖怪「アマビエ」を作ったグループもあった。 地域の人が審査し最優秀賞、本山賞、きらら賞など各賞を選んだ。 サンドアート作りに先立って5、6年生51人が県漁協小野田支店の組合員・職員に手伝ってもらい、体長約5センチのカサゴの稚魚1500匹を放流した。今回で9回目。職員からは「カサゴは岩陰や藻場にいてエビやカニ、ゴカイなどを食べる。4年で20センチぐらいまで成長する」などの説明を受けた。 その後、十数匹ずつをバケツに入れて2人一組で海へ運び、膝まで海水に漬かりながら優しく海に放流。砂浜の方に戻ってきた稚魚は沖に誘導した。
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